建築という社会と密接に関わり合うこの分野は、独自の視座を持つ建築家がいる。
東海地方で活躍している建築家の”生きた”お話を聴く連続企画。全4回
- Session1: 8/ 5 Fri. 謡口 志保 氏
- Session2:10/ 7 Fri. 山上 健 氏
- Session3:12/ 9 Fri. 向口 武志 氏
- Session4: 3/10 Fri. 富田 崇 氏
Session3スケジュール
◆ 日 時:2022年12月9日(金) 15:30~17:00
◆ 会 場:みえ県民交流センター ミーティングルームA・B(アスト津3階)
◆ 講演形式:会場+オンライン(zoom)
講師プロフィール
講師:向口 武志
略歴
名古屋大学工学、大学院にて建築を学ぶ。
近代都市に関する論文にて博士(学位)を取得、設計事務所での勤務を経て、名古屋市立大学に着任。意匠設計を継続しながら、都市・地域形成にかかわる史的研究に取り組む。歴史的な町並みのフィールド調査に数多く携わり、町並み保全などの地域再生にも関係する。
現在、名古屋市立大学芸術工学研究科 准教授、博士(工学)、1級建築士。
要旨
まち うつろいと そのゆくえ
グローバル化が進み、国々では経済に流動化が起きた。人々がものへの価値観を共有する一方で、人口とまちは不均整に変容した。この研修会では、町並み研究のエキスパートである向口氏に、モダニズムを経て少子化に喘ぐ日本のまちについて、宇沢弘文やジェーン・ジェイコブスの考察をひも解きなが、地域の持つ歴史的な特性とそのポテンシャルに言及して頂きます。